【新潟大賞典2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年5月9日（日）に行われる「新潟大賞典2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で43回目を迎える「新潟大賞典」は新潟芝2000Mで行われる古馬のＧ３のハンデ重賞です。
夏に行われる新潟記念と条件的には同じですが、新潟記念と新潟大賞典の両方を勝った馬というのは意外に少なく、最近ではパッションダンスが両方のレースを勝っています。
過去10年の１番人気馬の戦績は0-1-3-6、勝率0%、連対率10%、複勝率40%ということで、2006年のオースミグラスワン以来1番人気馬が負け続けていて、ローカルハンデ重賞らしく1番人気馬の信頼度はかなり低いレースとなっています。

新潟大賞典2021 出走予定馬

登録馬は以下の16頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ポタジェ

戦績9戦5勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト　母父Awesome Again

前走は金鯱賞（Ｇ２ 中京芝2000M）に出走し、６番人気３着。
それまで一度も連対を外していなかったが、前走で初めて連対を外している。
それでも負けて強しの内容だったと言えるので、ローカルハンデ重賞ならいつ勝っても可笑しくないレベルには達している筈か。

ボッケリーニ

戦績13戦5勝 栗東・池江泰寿

父キングカメハメハ　母父ダンスインザダーク

前走は小倉大賞典（Ｇ３ 小倉芝1800M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
前走は惜しくもハナ差及ばずに重賞連勝を逃したが、着実に地力を強化しているのは間違いない。
全兄のラブリーデイと似た成長曲線を描いてきているので、ここでも高いパフォーマンスを繰り出すとみている。

サンレイポケット

戦績18戦4勝 栗東・高橋義忠

父ジャングルポケット　母父ワイルドラッシュ

前走は金鯱賞（Ｇ２ 中京芝2000M）に出走し、７番人気６着。
７走前に準オープンを勝ち上がり、６走前の新潟記念（Ｇ３）と５走前の毎日王冠（Ｇ２）で３着の実績がある。
その後は案外な結果が多いが、着順ほど内容は悪くない。
得意の左回り中心のローテで使われ続けているので、ここでもハンデに恵まれれば上位に食い込むのは可能な気がする。

トーセンスーリヤ

戦績32戦5勝 美浦・小野次郎

父ローエングリン　母父デュランダル

前走は福島民報杯（Ｌ 新潟芝2000M）に出走し、１番人気に推されたが８着に凡走。
昨年のこのレースの勝ち馬だが、その後は馬券圏内の好走は一度も無い。
恐らくこのレースを目標にしてきていると思うので、直近のレースは案外でも軽視は禁物という気がする。

ダノンマジェスティ

戦績8戦4勝 栗東・音無秀孝

父ディープインパクト　母父Essence of Dubai

前走は但馬Ｓ（３勝クラス 阪神芝2000M）に出走し、１番人気に応え見事１着。
皐月賞（Ｇ１）と大阪杯（Ｇ１）を勝ったアルアインの全弟ということでデビュー時から注目されていた馬だが、３歳クラシックには縁がなかった。
しかしながら、自己条件から着実に勝ち鞍を重ねてようやくオープン入りしたので、年齢の割に使い込まれておらず、これから本格化する可能性はあると思える。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走は惜しくも敗れたが全く悲観する内容ではない。
今秋にはＧ１戦線で活躍出来るレベルになれる馬だとみているので、ここはアッサリと勝って欲しいところ。

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