【紫苑ステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年9月11日（土）に行われる「紫苑ステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で6回目を迎える「紫苑ステークス」は中山芝2000Mで行われる３歳牝馬限定のＧ３重賞です。
秋華賞（Ｇ１）のトライアルレースとして行われるレースで、３着までの馬に優先出走権が与えられます。また、４年前の優勝馬ディアドラはこのレースを勝って本番の秋華賞も制しており、３年前の優勝馬ノームコアは秋華賞には出走しませんでしたが、一昨年のヴィクトリアマイル（Ｇ１）や昨年の香港カップ（Ｇ１）を制しています。

重賞に格上げされる前の時期を含めた過去10年の１番人気馬の戦績は3-2-1-4、勝率30%、連対率50%、複勝率60%ですが、重賞に格上げされてからの５年は2-1-1-1となっており、重賞に格上げされてからの１番人気馬の信頼度は高いレースとなってきています。

紫苑ステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の22頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ハギノピリナ

戦績5戦2勝 栗東・高野友和

父キズナ　母父アドマイヤムーン

前走はオークス（Ｇ１ 東京芝2400M）に出走し、１６番人気と全く人気が無かったが見事３着に好走。
その前走のオークスは道中後方から徐々に押し上げ4コーナー手前ではかなり手が動いていたが、直線で大外からかなり良い脚で伸びてきて、あわや大金星かという内容だった。
距離を延ばす毎にパフォーマンスを上げてきており、今回の距離短縮は微妙と思えるので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引くかも知れないか。

ファインルージュ

戦績5戦2勝 美浦・岩戸孝樹

父キズナ　母父ボストンハーバー

前走はオークス（Ｇ１ 東京芝2400M）に出走し、４番人気だったが結果は１１着。
３走前にフェアリーＳ（Ｇ３）を勝ち、２走前には桜花賞（Ｇ１）で３着に好走している。
前走のオークスは流れに巧く乗れずに徐々にポジションを下げてしまって、直線も脚をあまり使えていないので、本質的に距離が長かったかも知れない。
今回は距離短縮で中山コースなら大きく巻き返せるとみている。

エクランドール

戦績2戦2勝 美浦・手塚貴久

父ディープインパクト　母父Green Tune

前走は東京芝2000Mの１勝クラス戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
これで２戦２勝の戦績となったが、何と言っても菊花賞や天皇賞（春）を連覇したフィエールマンの全妹という超良血馬なので、キャリアは浅いがここでも好走は期待しても良いと思える。

ホウオウイクセル

戦績5戦2勝 美浦・高柳瑞樹

父ルーラーシップ　母父スペシャルウィーク

前走は桜花賞（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、１６番人気９着。
３走前にフェアリーＳ（Ｇ３）２着、２走前にフラワーＣ（Ｇ３）１着の実績がある。
オークスは右後脚飛節の故障で回避したが、その分無理をしなかったので夏を越しての成長が期待出来そうか。
中山の芝コースは得意だと思うので、今回のメンバー相手なら十分好勝負になると思える。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、春先はかなり頑張ったが馬体的にはやや寂しい印象が強かった。
夏を越しての成長がかなり期待出来そうなのと、中山はかなり得意なので狙うなら今回が絶好のタイミングか。

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